フットゴルフにおいて、サッカーボールはいうなれば相棒です。
サッカーですと、ボールは各試合ごとに別のものに替えられますが、フットゴルフではロストしない限りは同じものを使い続けます。
そのため、フットゴルファーにとって、ボールのメンテナンスは必須といっていいでしょう。
ここでは、サッカーボールのメンテナンスの基本、空気入れについてまとめていきます。
サッカーボールの空気入れで「100均の商品」はどんなものがある?
空気入れはサッカーボールや自転車に使うことができるため、ホームセンターなどで販売されています。
しかし、ホームセンターで販売されているものは1000円以上のものが多く、少し高額に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、100円均一ショップで販売されている空気入れです。
100円均一ショップで販売されている商品とはいっても、ほとんどのお店には100円のものと100円以外のものがあります。
空気入れはというと、100円のものと200円のものが2つ存在しているようです。
具体的には、100円のものは持ち運びのできる小さいタイプのものが多く、200円のものは「ペダル付きの空気れ」がほとんどです。
具体的には、以下のタイプが一般的な空気入れです。
- ペダル付き空気入れ
- ハンディタイプの空気入れ
- エアポンプタイプの空気入れ
- スプレータイプの空気入れ
それぞれのタイプについて、その特徴とメリットをまとめていきましょう。
1. ペダル付き空気入れ
ペダル付き空気入れとは、自転車用の空気入れとしてよく使われる商品です。
吸気口をボールに刺し、上からポンプを押すことで空気を入れます。
元々が自転車用の形なので、1回で入れられる空気の量が多いのが特徴です。
そのため、空気入れに伴う作業が面倒くさいという方や、複数のボールの空気を入れるという方におすすめの形です。
ただし、ペダル付きの空気入れは自転車専用のものも多く、場合によっては先端が針ではないこともあるので、購入の前に確認しておきましょう。
2. ハンディタイプの空気入れ
ハンディタイプの空気入れは、手押し式で空気を入れることができる商品です。
構造的には、ペダル付きの空気入れを簡素にしたもので、体重をかけて入れていたものを、手で押して入れます。
他のタイプの空気入れと比べると取り回しが非常に楽で、ポケットや荷物のちょっとした隙間にいも入れられるのが特徴です。
フットゴルフをする際にも、ホールを回りながら手持ちに入れることができます。
万が一ボールに張りがなくなっても、応急処置が可能です。
ただし、空気を入れるときにかけられる力があまり強くないため、ペダル式ほどパンパンにすることはできません。
そのあたりは取り回しの良さとトレードオフになるでしょう。
3. エアポンプタイプの空気入れ
エアポンプタイプの空気入れは、浮き輪やビニールプールなどを膨らませるための空気入れです。
ポンプを足で踏み込むことで空気を充填します。
足で空気を入れるため、ハンディタイプのものよりもたくさん空気を入れられます。
また、本体のサイズも非常に小さいため、どこにでも入れられる点も魅力的です。
ただし、他のタイプのものと異なり、針タイプの空気入れがあまり見られないため、ボール用の空気入れを探すのは意外と探し回る必要があるでしょう。
4. スプレータイプの空気入れ
スプレーの中に入っている空気を指で押し出し、空気を充填させるタイプの空気入れです。
数ある空気入れの中でも最もサイズが小さく、かつ、最も手軽に使えるタイプといえるでしょう。
どこに行くのにも持って歩けるので、緊急用に車に入れて置いたり、フットゴルフ用のバッグやポーチに入れておくと、困ったときに役立ちます。
ただし、空気が入れられる量は構造的に限られており、あくまでも応急処置的な意味合いが強いタイプです。
加えて、サッカーボール用はあまり出回っていません。
どうしても欲しい場合は、何件か回る前提で赴いたほうがいいでしょう。
100均の空気入れ「セリアとダイソー」を比較!
100円均一ショップはいくつかありますが、全国的に展開されているのは「ダイソー」「セリア」「キャン★ドゥ」の3つです。
この中でキャン★ドゥの空気入れはサッカーボールに向いていないことが多いので、100均のものを購入するのなら、ダイソーかセリアのものがおすすめです。
では、ダイソーとセリアのものは一体どちらがおすすめなのでしょうか。
以下では、ダイソーとセリアの空気入れの特徴をそれぞれ紹介しつつ、購入するメリットを紹介していきましょう。
ダイソーの空気入れ
ダイソーは、今や日本中に広まった100均の中でも、最も古い時代から存在する100均です。
そのため、豊富な種類の商品を購入したいときはダイソーに行くといいでしょう。
もちろん、空気入れに関しても、最も多くのタイプが存在しています。
特におすすめなのが、ペダル付きの空気入れです。
ダイソーに置いているペダル式の空気入れはたったの200円、しかも空気圧も強く、ボールをパンパンにできます。
同じタイプの商品で100円のものがありますが、こちらは空気圧が弱く、しかも造りもあまりよくないので、200円のものがおすすめです。
また、スプレータイプの商品も、ボール用のものはダイソーに売っているものを購入しましょう。
他の100均ショップではスプレー缶タイプがそもそも売っていないので、スプレー缶タイプのものが欲しい場合でも、ダイソーに行くのがベストです。
このように、ダイソーの魅力はなんといっても豊富な商品です。
ただし、小さい店舗ですと200円タイプの空気入れが売れていない可能性があるので気を付けてください。
セリアの空気入れ
セリアの空気入れは、全体的に手で持つのにぴったりな傾向にあります。
例えば、エアーポンプタイプの商品はセリアでよく販売されているようです。
また、ハンディタイプのものもセリアでよく販売されています。
その他のタイプもセリアで販売されており、ダイソーのものと比較すると価格が安く、しかもコンパクトサイズのものが多いようです。
ただし、空気圧的にはダイソーよりも劣っています。
なお、セリアはダイソーに比べると全国区で展開しているとは言い難く、お店が見つからない問題も出てくる点には注意してください。
ダイソーとセリアを選ぶ時は自分が重視する性能にあわせて!
ダイソーとセリアの空気入れのどちらかを選ぶのなら、自分が何を重視しているのかを再確認しましょう。
空気入れを使うときに重視すべき点は、サイズと価格、それに空気圧です。
サイズがコンパクトであればあるほど持ち運びやすく、空気圧が高ければ張りのあるボールに仕上げられます。
全ての商品がそうであるとはいいませんが、基本的にダイソーは空気圧重視、セリアはコンパクトさ重視です。
価格面ではどちらも一緒なので、購入する際は自分が重視したい点を意識して購入しましょう。
もしくは、自宅用と携帯用で使い分けるのも手です。
自宅で、プレイ前に空気を充填する際にはダイソーの空気入れを、緊急用に持ち運ぶ場合はセリアの空気入れを、というように、どちらも常備しておいてもいいでしょう。
どちらを購入するにしても100円または200円なので、大きく公開するということはないはずです。
どちらを購入するか迷ったときは、どちも購入してしまってもいいでしょう。