夏はフットゴルフにぴったりなシーズンです。
あまり激しく動かないタイプのスポーツであるフットゴルフであれば、適度に気持ちよく汗を流すことができます。
一通り運動したあとの風呂と食事は、筆舌に尽くしがたい気持ちよさがあるでしょう。
そこでここでは、夏のフットゴルフを楽しむための服装についてまとめていきましょう。
夏に着用できるフットゴルフのウェアとは。
フットゴルフウェアの大前提として、フットゴルフはゴルフ場で行うため、基本的にはゴルフ場のマナーが適応されます。
よって、いくら暑くても水着で行ったり、ランニングシャツ一丁という姿は認められていないのです。
具体的にどのような服装が適切なのかいえば、それはゴルフ場のドレスコードに依存します。
とはいえ、ほとんどのゴルフ場は厳格なドレスコードを定めているわけではありません。
大多数のゴルフ場では、「襟付きのポロシャツを着ていればそれで問題なし」というような、ふわっとしたルールを定めていることがほとんどです。
よって、まずは襟付きで半袖のポロシャツを基調として服装を考えるといいでしょう。
加えて、注意したいのが靴です。
フットゴルフではフットサル用の靴などある程度丈夫な靴を履かなければなりません。
暑いからといってサンダルで行ったりしないように気を付けましょう。
なお、ハーフパンツを着る際にハイソックスの着用が義務付けられている場合もあるので、心配ならハーフパンツとハイソックスを組み合わせて履いてください。
以上の点を鑑みた上で気温にあわせた服装をすれば適切なフットゴルフウェアが完成します。
ただ、一言に「夏」といっても、その気温や気象条件によって、身に着けていくべき服は異なります。
そこで以下では、夏の代表的な環境を挙げつつ、それらに適応した夏のフットゴルフウェアについてまとめていきましょう。
気温や気象状況ごとの夏のウェアまとめ!
夏の気象条件を考えたとき、最も多いのが湿気の多い、少ないでしょう。
ゴルフ場は高山にあることが多いため湿気という面ではあまり多くないことが多いのですが、場合によっては湿気が高いことがあります。
よって、夏の気象条件を考える上で考慮しておきたいのが、「日差し」「湿気」「温度」の3つでしょう。
ここでは前述した要素を考慮し、夏の気象条件を以下の5種類にわけます。
- 湿気があまりなく、動いても汗が滲む程度のとき
- 日差しがあるか、動いていると汗が額から出てくるようなとき
- 動かないでいても汗が溢れてくるとき
- 湿気があり、服が張り付くように感じるとき
- 日差しが強く、刺すような日差しを感じる時
その上で、上述した気象条件でのおすすめの服装をまとめつつ、それぞれの服装において注意すべき点をまとめていきましょう。
1. 湿気があまりなく、動いても汗が滲む程度のとき
おすすめな服装: 半袖ポロシャツ+薄手インナー+ハーフパンツ
春から夏への移り変わりの時期や、夏の終わり際の時期などの、「少し暑い」程度の時期には、上述した服装がおすすめです。
ポロシャツだけですとどうしても風が吹いた時に風を引いてしまいやすいので、インナーも身に着けていくといいでしょう。
夏なのにインナーなんて暑苦しいという場合は、通気性に優れたインナーを着ていくのがベストです。
特に動いたとときに滲んだ汗をポロシャツが吸うと不快な気持ちになってしまいかねないので、吸汗性の高いインナーは大切です。
2.日差しがあるか、動いていると汗が額から出てくるようなとき
おすすめの服装: 半袖ポロシャツ+インナー+吸汗性のあるズボン+頭を覆える帽子
日差しが強いときや、動いていると暑いときは、基本的な服装にプラスして帽子をかぶりましょう。
特に日差しが強いときは帽子をかぶるようにしたいところです。
このときの帽子は、できる限り頭全体を覆っていくタイプのものにしましょう。
というのも、日差しが強い日は温度がそれほど高くなくとも日射病になる可能性があるからです。
特に長時間日差しの下にさらされやすいゴルフをするのですから、日差しの対策はしっかりとしておく必要があります。
サンバイザーですと、どうしても頭頂部分が熱くなってしまうので気を付けてください。
3. 動かないでいても汗が溢れてくるような形
おすすめの服装: 吸汗性のポロシャツ+速乾性のインナー+ハーフパンツ+蒸れ対策の施された帽子
湿度が高く、動かずにいても汗が溢れてくるような場合は、汗対策が重要になります。
そのため、服には基本的に通気性と吸汗性の重視したものを着ましょう。
特にインナーは、吸汗性と通気性の両方に気を配る必要があります。
なぜなら、汗を吸ったインナーの不快感は耐えがたいものだからです。
それに加えて、帽子も通気性のあるものを選んでください。
頭皮からの汗で頭部分が蒸れると、頭皮と毛根の健康を害する恐れがあります。
4. 湿気があり、服が張り付くような感じがするとき
おすすめの服装: 通気性の高いポロシャツ+通気性の高いハーフパンツ+etc
雨の前後や梅雨の時期など、湿気が異常に高い場合は、あまり肌に密着したものを着ないようにすると涼しいでしょう。
また、通気性のあるものを身に着けることによって、湿気をある程度カバーすることができます。
もし日差しが強い場合はこれに加えて張り付かないインナーと通気性の高い帽子などを身に着けるといいでしょう。
通気性の高いものを身につけることによって湿気が内に溜まることを防ぎつつ、汗をかくこと自体を防ぐことができます。
総合的に、服が張り付かないようにする対策を考えるといいでしょう。
5. 日差しが強く、刺すような日差しを感じる時
おすすめの服装: 半袖のポロシャツ+半ズボン+インナー+アームカバー+ハイソックス+頭を覆うタイプの帽子
ギラギラとした日差しが強く、刺すように感じる場合は日差し対策をしなければなりません。
まずはインナーで日差しを直接受けないようにしてください。
同様の理由で、アームカバーと頭を覆うタイプの帽子も身に着けておきましょう。
アームカバーをつけると蒸れると思われがちですが、日差しを直接受けることを防いでくれることで、体感温度を下げてくれます。
また、日差しを避けることによって、日焼けを防いでくれます。
日焼けをしてしまうと皮がむけたり赤焼けたりして痛いだけではなく、その後の生活にも支障を来す可能性があるのです。
よって、日焼けを防いでくれる服や装飾品はしっかりと付けておく必要があります。
また、インナーやゴルフウェアは、極力白系統の色の方がいいでしょう。
なぜなら、白系統のものは光を反射するからです。
逆に黒系統のものは光を吸収するので、体感温度があがってしまいます。
気を付けましょう。
夏のウエアのポイントは「通気性と遮光性」が優れたもの。
夏のゴルフウェアを選ぶうえで重要なポイントは、絞ると二点です。
一点は通気性で、湿気を少なくするうえで重要な機能性です。
もう一点は遮光性で、夏の強い太陽光を遮断する機能です。
いずれの機能も、強い太陽光の下で行う夏のゴルフには重要で、意識しなければなりません。
よって、夏にゴルフをするときは適切な服装を選ぶため、いくつかゴルフウェアを持っておくといいでしょう。
複数持っていくのが面倒だという方は、ナップザックなどに扇子や団扇などを入れておくと、暑い思いをしなくても済みます。
適宜自分なりの工夫をこなし、適切なフットゴルフウェアを選ぶようにしましょう。